ドライにもウェットにも無反応でした。無念。
(庄川上流の流れ)
6月1日 庄川上流 AM11:00〜PM500 曇り
六厩の20cm。ここの林道も工事中。今日は通れたけど、平日だと通れないかもしれません。と、なると、平日にここへ入ろうとすると、上流廻りとなるか。それも難儀ですね。
なんだか、あちこちの林道やら、川で工事やってますな。まあ、これも地場産業だから、仕方ないか。

庄川上流は、昨日の雨で10cmほどの増水。良型の出る水況と思ったものの、ボウズ。なかなか思うようにはいきませんわ。
それで欲求不満が残ったので、六厩へ行って、3匹釣ってホッとする。

今回は淡白な報告に終わります。
では。

この谷の美しさは、どうしても上手く撮れない。本当はもっと素晴らしいの。
(林谷の流れ)
6月8日 林谷 AM11:00〜PM4:00 晴天
近ごろの林谷は、すっかり人気が無くなってしまいました。なぜかと云うと、それは釣れないから。
数年前の大雨以来釣れなくなって、ようやく回復したかと思ったら、昨年の大雨で、またもや大ダメージを受けてしまった。そもそも稚魚放流も無いような所だから(下流部は放流してると思うけど)回復するのに時間がかかるんですね。だから、釣れない。
でも、私はこの林谷が大好きだから、ついつい、ここへやって来てしまう。釣れなくなって、人が来なくなったのは、私にとってむしろ好都合。大きなダメージを受けてもなお、ここのロケーションは素晴らしいんです。そういう相性の良い川って、皆さんありませんか?

最後に釣れた18cm。斑点が大ききなぁ。今日の林谷は、晴天で渇水。
時折出てくるアマゴは、非常にシビアで、せっかくフライを咥えても、すぐにバレてしまう。淵でウロウロしてる魚も1匹しか見なかったし、そのアマゴもフッキング直後にバレてしまった。
結局、釣れたのは20cm前後を4匹ばかり。

でも、今日はそれでもいいの。晴天の林谷を、気持ちよく歩けたから。
今回は、釣り登る中間点に車を止めたから、おにぎりやらビールやらを持ち歩かなくていいし、そこにはベッド(大岩)があって、そこでビールを飲みながら1時間ばかり寝転がってた。
帽子越しの光は柔らかくて心地よいし、風は爽やかで、小鳥の声が瀬音に混じって聞こえてくる。う〜ん、至福のひととき。今期最良の釣りでした。(はたして、これを釣りと言えるかな?)

ご注意:先日、私のHPを見てくれてたSさんと釣行した折、「あなたのHPを見てヲンボ谷へ行ってきました。そこそこ釣れましたよ。」と言っておりました。ヲンボ谷なら禁漁区の看板に注意してもらえればいいだけなんだけど、ここ林谷については、皆さんあまり参考にしないで頂きたい。ここは林道と川の接する所は少なく、知らない人には解りにくい。それに急な増水には逃げられない所もあり、なにより雨の時には、崖崩れが恐い。私も、ここへ行く時は、天気の安定してる時にしか行かない。それに、あんまり釣れないしねー。

フライ向きの川だけど、オススメするほどの川ではない。
(温見川の流れ)
6月15日 温見川〜笹生川 PM0:00〜4:30 曇り
今日は温見川。
この川は、タラタラな開けた川なので、フライは振りやすい。けれどポイントは少なく、100m間隔くらいにある小堰堤が重要なポイントと云う、ある意味で悲しい川です。もう少し水量があれば、そこそこ楽しめるんですが、今日は渇水気味。釣果は18cmイワナを5匹と、予想どうりに終わってしまいました。
川の中を釣り登るのは、とても疲れる。おまけに、釣れなかった。
(笹生川下流の流れ)
その後、笹生川でボウズ。
ここは写真のとうり両岸がボサに覆われてて、川の中をジャブジャブと歩かなければなりません。川原が無いから、先行者の存在にも気づかないし、また、先行者も川の中をジャブジャブやってるから、その後に入ったら、全く釣りにならない。
今回は、どうもそのパターンだったみたいで、最後に現れた堰堤下の小さな砂場には、真新しい足跡だらけでした。
この手の川で釣れないと、疲れるな〜。

さて、梅雨ですな。
毎日毎日、ベタベタ、ムシムシ、シトシト、メソメソ(これは最近あまり釣れないから、私が泣いてる)うっとうしいこと、この上ない。そのくせ大した雨も降らないから、川は渇水のままで魚も釣れない。
ところが、今日の天気図を見ると、左下に台風6号の影。大体「台風+梅雨前線」というのは、大雨をもたらす。今の前線の位置だと、九州が危なくて、今後、その前線が北上すると、中部地方も危ない。およそ木曜日前後に降るらしい。
雨はほしいけど、大雨はヤダ。
釣り人は、ワガママなのだ。

一枚岩の川底。岩の割れ目がポイント。
(六厩川の流れ)
6月21日 六厩川〜庄川上流 晴れ
金曜日にはそこそこ雨が降ってくれました。長良川水系はちょっと降りすぎたけど、庄川方面はまずまず。ここ六厩に至っては、ようやく平水に戻ったくらい。久々に天気も良いから、気分もよろしい。
今日の目的地は、六厩の下流を釣るつもりだったけど、途中の林道の真ん中に、大きな木が転がってる。横のガケの上から落ちてきたようです。この辺は、そんなに雨は降っていないはずなんだけど・・・。やっぱり雨の林道は恐ろしいですなあ。

久々のアマゴなんで、写真はちょっと大きめ。そんな訳で、下流部は諦めて、上流を釣りました。このあたりは、川原が無く、ポイントも少ないから、長い距離を歩かなければなりません。だから、釣り登るには結構疲れます。
それで釣れたかと言えば、良型を3匹ソソウする。くやしい。
そして20cmを1匹。久しぶりに綺麗なアマゴの写真が撮れました。

その後、庄川上流。ここは10cm位の増水。
川に着いて、橋の下、下流側を見ると、瀬の開きで20cmと25cm位のアマゴがエサを待ってる。上流側を見ると、淵の開きで18cm位の魚が5匹ほどでエサを待ってる。
「こりゃ入れ食いだ〜!」と思って、急いで川へ降りてフライを振るも、橋の下の魚達は沈黙したまま。それから釣り登って18cm位を3匹と、思いもかけず貧果に終わってしまいました。

水が出れば釣れるってもんではないか・・・?

だいたい、こんな大水の中、釣ろうとするのが間違ってる。
(増水の阿多岐川)
6月28日 打波〜阿多岐川 AM10:00〜PM4:00 雨
この魚は、上の写真の真ん中あたりの、フライがグッと沈んだところで出た。た。今日は、名古屋のSさんが来てくれました。彼は、昨日、一色川で尺イワナを釣ったんだそうな。ウラヤマシ〜。
でも、その反動のせいか、昨晩からの雨で、どこも増水。困ったもんです。

まず、最近釣れてるらしい(餌釣り)打波川を見る。ここは真っ茶色の濁流。続いて、真名川方面。ここも大水。・・・。くじける。
ケイチャンを食う。美味い。
峠を超えて、伊勢川上流で、とりあえず竿を出す。釣れる気がしない。
そして阿多岐川へ行く。もちろん大水。堰堤の上下しか動けない。そこで私のウェットに18cmが来た。この大水の中フライで釣れたんだから、とりあえずは、めでたし、めでたし。

翌29日は、テンカラN氏と栗巣川を2時間ばかり釣る。
氏の仕掛は、3,3mの竿に竿いっぱいのレベルライン。フォルスキャストも無しにビシビシとポイントに打ち込む。一度立ち位置を決めると、そこから数ヶ所のポイントを右に左にと攻める。小さなポイントも逃さず打っていく。動きに無駄が無い。そんなN氏の後ろ姿には、心地よい緊張感がある。(N氏は、普段はダレ〜としてて、私はひそかに、ウド鈴木に似てると思ってる)
しかし、この日の水況ではN氏にもキツイらしく、氏の釣果は18cmを2匹。もちろん私は0匹。でも、いい釣りを見せて頂きました。